約 2,570,414 件
https://w.atwiki.jp/rikku0805/pages/123.html
カセドリア連合王国軍アマテラス~修練の書~ 第9話 師弟 やふやふさん達が優勝したという事で、宿舎の集会所で祝勝会を開く事になった。 べ「私達も飾り付けの手伝いをしましょう。」 教官達が祝勝会の飾り付けをしているのを見て、ベルクさんはそう言った。 沙「…ごめん、私ちょっと散歩してくるね。」 決勝の試合が準決勝の様な試合だったなら、私も一緒になって飾り付けをしただろう。 しかし今の私は、とてもそんな気分にならなかった。 私が集会所から出ようとすると、張文遠さん達が入ってきた。 張文遠さんは、出て行こうとしていた私に気付いて話しかけてきた。 張「む?これから祝勝会と聞いたのだが、何処かへ行かれるのか?」 沙「……まだ時間があるみたいなので、ちょっと散歩でもと思いまして。」 張「ふむ。そなたの心に宿るのは、繊細な獣の様だ。」 の「張さんッ!」 張「これはご無礼を、ただの独り言ゆえ、御気になさらぬよう。」 張文遠さん達が一礼して皆の方へ行った。 向かう途中でシャーウッドさんだけ戻ってきた。 シ「あ、そうだ。外に行くなら言伝を頼めるかしら?」 沙「はい?」 シ「スモーキーさんに会うことがあったら、頼まれた物が入手できたって言って。」 沙「…分かりました。」 それだけ言うと、シャーウッドさんも皆の所に向かった。 集会所から出ると、ゼノ君が何故かフェアリー姿で剣心さんに連行されていた。 剣「早くしないと祝勝会始まっちゃうでしょ!」 ゼ「だからって何で僕がフェアリーなんですか?!」 剣「それは…隊長の希望だから!」 そんな事を言いながら、剣心さんは無理やりゼノ君を集会所に連れて行っている。 二人が入ると同時に、集会所が騒がしくなった。 私は足早にその場を後にした。 宿舎を出ると、満天の星空が見えた。 私が宿舎近くの木下で空を見ていると、不意にスモーキーさんが現れた。 ス「祝勝会に出ないで、こんな所で天体観測か?」 沙「それはこっちの台詞です。スモーキーさんこそ祝勝会に出ないんですか?」 ス「あんなもんで祝勝会なんて、俺はそんな気分にはならんな。」 あんなもの……、やはりスモーキーさん達には退屈でしかなかったんだね。 沙「私……ダメでしたね。 3ヶ月訓練してあれじゃ、一人前の兵士になんてなれるわけ無いですよね。」 私が弱音を吐くと、スモーキーさんが私に近づいてきた。 そして私の近くまで来ると同時に、私の胸倉を掴んできた。 ス「お前…舐めてんのか? たった3ヶ月しか訓練してねえ新兵が、一端の口をたたくんじゃねえ! 俺達が最初から強かったとでも思ったか?!」 そうだ、スモーキーさんや他の教官の人達は、何年も戦場に行ったり、訓練をしたりしてたんだ。 それを、たった3ヶ月しか訓練していない私達が勝てるはずが無いんだ。 沙「私…、私、頑張ります。いつか、スモーキーさんと対等に戦えるように。」 それを聞くと、スモーキーさんは私を掴んでいた手の力を緩めた。 そして、その手で私の頭を撫でた。 シ「おやおや、これはお邪魔しちゃったかな?」 何時の間にか、私達の近くにシャーウッドさんが居た。 …あ、言伝を頼まれてたんだった! ス「頼んだものが手に入ったみたいだな。」 シ「結構苦労したのよ。これは報酬を倍にしてもらわないと割に合わないかなってね。」 ス「…ったく、ほらよ。」 スモーキーさんが、シャーウッドさんに袋を渡した。 シャーウッドさんは袋の中身を確認して、自分のバックから何かを取り出した。 赤い首飾りのような物が見えた。 沙「スモーキーさん、何ですかそれ?」 ス「これか?これはドラゴンソウルだ。…まあ、お守りみたいなもんだ。」 沙「お守り…ですか。」 スモーキーさんでもお守りなんて持つんだね。 ス「沙羅、ちょっと後ろを向いてみろ。」 言われた通りに後ろを向くと、スモーキーさんがドラゴンソウルを私の首にかけた。 沙「え?これはスモーキーさんが頼んでいた物じゃ?」 ス「俺はもう持ってるから、これはお前にやるよ。」 シ「…私はお邪魔そうだから、集会所に戻るね。ゼノ君が凄い事になってると思うし。」 そう言うと、シャーウッドさんは宿舎の中に入っていった。 ゼノ君がどんな状況なのか、言われなくても分かる気がした。 ゼノ君、強く生きて。 夜空には相変わらず綺麗な星空が見えた。 沙「星が綺麗ですね。」 ス「あの星達みたいに、お前達が早く光輝くのを期待してるぜ。」 沙「ど、どうしたんですか?!スモーキーさんらしくない言葉ですね。」 私は驚いた。 何時ものスモーキーさんからは想像もできない言葉だったからだ。 ス「……だな。ちょっとかっこつけてみたんだが、やっぱり俺には合わないな。」 沙「そうですよ、スモーキーさんは何時もの豪快さを出して良いんですよ。 だから、このお守りも返しますね。」 ス「それはお前にやるよ、俺も持ってるから。」 そう言って、スモーキーさんは自分が持っているドラゴンソウルを見せた。 沙「でも、それじゃ悪いですよ。」 私が言うと、スモーキーさんは笑いながらまた頭を撫でてきた。 ス「お前が決勝まで勝ち進んだご褒美だ。さてと、俺はそろそろ寝るとするぜ。」 そう言って、スモーキーさんは宿舎の中に入っていった。 私は少しの間その場に居て、空を見ていた。 何時か私も、あの星みたいに輝いてみせる! 久しぶりの執筆だから話が変になってるかもw byスモーキー
https://w.atwiki.jp/bitacolle7/pages/1365.html
名称:(必殺)アマテラスの妖精 レアリティ:☆3 属性 火 一覧番号 1434 入手先 入手先1:入手先2:入手先3: レベル HP 攻撃力 治癒力 コスト 売却価格 ??? 進化必要素材 進化先 必殺技:古の心眼剣 必要ターン数 26(16) 効果(Lv1) 2ターンの間、全属性からの攻撃を66%軽減する。味方全体の必殺技カウントを2減少。 効果(Max) 3ターンの間、全属性からの攻撃を75%軽減する。味方全体の必殺技カウントを2減少。 リーダースキル:
https://w.atwiki.jp/aaawiki/pages/102.html
《アマテラスの依代“高原日見呼”》 カードの種類:キャラクター 属性:[[阿羅耶識]]/コスト:1/攻撃力:2移動速度:2 スキル:「日照り」 【妨害】相手のダッシュスピードを一定時間低下させる。 アマテラスのよりしろ“たかはら ひみこ” 1コストの速度2、攻撃力2は1コス最強。それだけでも入れる価値はある。 さらにフィールド全体にダッシュ移動を妨害するスキルを持つ。 これによって逃げる敵は追いやすく、追ってくる敵からは逃げやすくなる。 とはいえ通常スピードが3以上の敵にはあまり効果がないので、過信しすぎないように。 黒全盛な今、黒のスピードを簡単に封じるお手軽カードとして使う人も多い。 2007/11/06のバランス調整でスキルのダッシュスピード低下量が減少…したが スキル効果で通常歩き>ダッシュとなっていたのが通常歩き=ダッシュとなっただけである。 根本的なスキルのうっとおしさは変わっていない。 キャラアバター:ゴースト♀ PRカードの方はイラストどおりの霊能者♀アバターになりました。リボンまで再現です。 セリフ 登録 高原です。光栄に存じます ブレイク この体、しばし借り受ける 待機中1 澄みきった空じゃのう…… 待機中2 あら、アマテラス様は? 待機中3 ダッシュ1 行こうぞ! ダッシュ2 そちらか! 攻撃1 せい! 攻撃2 はぁ! 攻撃3 ふん! 背後攻撃1 焼き尽くしてくれる! 背後攻撃2 熱いであろう? アタックセンス 行くぞよ! トラップセンス 焼かれよ! シューティングセンス 日の照らぬ場所はないぞよ 被攻撃1 くっ 被大攻撃 馬鹿なっ! 瀕死1 アマテラス様が離れようとしています 瀕死1 童を助けるのじゃ 瀕死1 日元に逃げようぞ 状態異常1 童を怒らすとは愚かな…… 状態異常2 天照様が大層お怒りです…… 状態異常3 たまには雨も降らさねばな…… 強化 回復1 強化 回復2 強化 回復3 スキル使用 わらわを誰と心得る! 撃破1 日を遮ろうとは、不遜な輩じゃ! 撃破2 早う退かぬからじゃ! 撤退 日が……沈む…… 復活 天照大御神さま、今一度我が身に依りませ! MB接敵 誰ぞ、ある……?早う……早う……! 勝利1 天の火に焼かれるがよい! 勝利2 アマテラス様、ありがとうございました 相手デッキ閲覧 アマテラス様が付いておいでですわ 挑発
https://w.atwiki.jp/odenfan/pages/898.html
第3話「アマテラスの神弓」 【URL】http //www.nicovideo.jp/watch/sm7922184 【登録タグ】 ゲーム プレイ動画 無双 おでんの人の冥龍伴放浪記 真・三國無双5Empires 越後の虎のようなもの おでんのドライビングテクニック 物見必死、超必死 タイトルにもどかしさを感じる人多数発生 特攻隊 慈愛を忘れた我らが慈母 ※うさぎさんはいません
https://w.atwiki.jp/amaterasu/pages/62.html
デビルメイクライ、ビューティフルジョーの神谷英樹が監督を務めるネイチャーアドベンチャー。 100年前アマテラス大御神によって封印されたヤマタノオロチが何者かの手によって復活。 世界は闇に支配され人は石と化し自然は破壊された、そんな中唯一難を逃れた木精サクヤ姫は事態を収拾すべくアマテラスを100年ぶりに復活させる。 復活したアマテラスはサクヤと一緒に居た妖精イッスンと共にヤマタノオロチを倒す旅へと出発する。 大神は知る人ぞ知る傑作と呼ばれており知名度は高くないがその完成度は最高峰であり2006年に発売されたゲームの中ではトップクラスの出来であると言われている。 大神公式サイトhttp //www.o-kami.jp
https://w.atwiki.jp/rikku0805/pages/156.html
カセドリア連合王国軍アマテラス~鍛錬の書~ 第11話 沙羅の決断 後編 タマライア水源に着くと、ネツァワル軍との戦闘が始まっていた。 沙「着いた。」 どうやらスモーキーさんは前線に行ったようだった。 の「あら、沙羅ちゃんじゃない。」 キープ近くのクリスタルに、のーくんでぃさんが居た。 沙「のーくんでぃさんだけですか?」 の「私以外にも、張さんが居るよ。」 戦争中だというのに、何故かのーくんでぃさんは嬉しそうだった。 沙「何か嬉しい事でもあったんですか?」 私が不思議そうに見ていると、のーくんでぃさんが笑った。 の「実はね、この戦争を最後に……兵士を引退するの。」 沙「え?!」 私が驚くと、またのーくんでぃさんが笑った。 の「この戦争が始まる前に、張さんにプロポーズされたの。」 そう言って左手を見せてきた。 よく見ると、薬指に指輪の様な物が見えた。 沙「それなら、何でこの戦争に参加してるんですか?」 私は疑問に思ったことを率直に聞いてみた。 プロポーズまでされて、何故危険な戦場に立つんだろう? のーくんでぃさんは少し悩んだが、また笑った。 の「これが私の最後の戦場だと思うと…参加せずには居られなかったわ。」 沙「そうですか。」 その時、不意に後ろから気配がした。 味方の気配では無い。 の「危ない、沙羅ちゃんッ!」 私が振り向くと同時に、のーくんでぃさんが私を横に弾いた。 そしてそのまま、敵スカウトのパニッシングストライクを受けた。 敵スカウトの短剣が、のーくんでぃさんの胸に突き刺さった。 沙「のーくんでぃさん?!」 「最初の狙いとは違うが、まあ良いだろう。」 敵スカウトが短剣を引き抜くと、のーくんでぃさんが糸の切れた人形の様に倒れた。 沙「許さないッ!」 私が剣で斬りかかろうとすると、敵スカウトが砂をかけて来た。 砂が目に入り、敵スカウトの位置が分からなくなった。 「悪いな、俺はまだ死にたくは無いんでね。」 そう言って、足音が遠ざかっていく。 しかし、すぐにその足音は止まった。 敵スカウトの悲鳴と共に。 ?「俺の弟子が世話になったな。」 誰かが敵スカウトを倒したようだ。 そしてそのまま、こちらに近づいてきた。 目に入った砂もとれ、何とか見えるようになると、スモーキーさんが立っていた。 ス「大丈夫か?」 沙「スモーキーさん、のーくんでぃさんが!」 のーくんでぃさんを見ると、出血多量によるショック状態になっていた。 ス「大丈夫だから落ち着け。」 沙「これの何処が大丈夫なんですか?!」 私の言葉を無視し、スモーキーさんはのーくんでぃさんに近づいていった。 近くまで行くと、徐にナイフを取り出した。 そして自分の掌を少し斬り、そこから流れた血をのーくんでぃさんの口の中へ流した。 沙「な、何をやってるんですか、こんな時に!」 しかし、返事は帰ってこなかった。 何かを確認したのか、スモーキーさんが血を飲ませるのを辞めた。 すると の「…ッ!」 微かにのーくんでぃさんの手が動いた。 ス「これで大丈夫だろう。」 そう言って、スモーキーさんは立ち去ろうとした。 沙「待ってください、…これはいったい?!」 スモーキーさんは嫌そうな顔をしたが、説明し始めた。 ス「知っているとおり、俺はまともな人間じゃない。 力は常人の何倍も上だし、動きの速さも常人より数倍上だ。 しかし、速さでは俺はアトラクナクアには勝てない。 力でも同じ事が言えるな。 しかし、俺にも他の奴らより優れた物がある。 のーくんでぃの傷口を見てみろ。」 言われるまま、のーくんでぃさんの傷口を見た。 すると、胸の傷口が完全に塞がっていた。 沙「そんな…まさか?!」 ス「そう、俺の血には、瀕死の人間すら生き返らせることができる治癒作用がある。 もっとも、瀕死になった時間にもよるがな。 化け物の様な怪力も速さもあるが、俺の本当の力はこれだ。」 だからシェルン緑地で腹部を斬った時に、瞬時に回復したわけだね。 私が納得したのを確認すると、スモーキーさんは前線に向かっていった。 しかし、少し走ると振り返った。 ス「お前はのーくんでぃをつれて逃げろ。 もうじき獣人王が現れるからな。」 沙「獣人王って、ネツァワル王国の獣人王ヒュンケルですか?!」 スモーキーさんはにやりと笑ったかと思うと、また前線に向かっていった。 獣人王が来るなんて、本格的にカセドリアを侵略しようとしてるのかな? 私が悩んでいると、不意に肩を叩かれた。 驚いて振り返ると、のーくんでぃさんが立っていた。 沙「のーくんでぃさん、大丈夫ですか?!」 の「また、スモさんに助けられたみたいですね。」 スモーキーさんに助けられたのを分かっているのか、スモーキーさんを見ている。 沙「のーくんでぃさんは、スモーキーさんの本当の力を知っていたんですね。」 のーくんでぃさんは頷いた。 の「最初に助けてもらったのは、5年前のウェンズデイ故戦場跡だったかしらね。 あの時は張さんが私を庇って重傷を負ってね、その時にスモさんに助けられたの。 最初は化け物って思ったけど、その後のスモさんを見てたら、人間なんだって思えたわ。」 沙「スモーキーさんが言ってました。 もうすぐ獣人王が来るから、此処から撤退しろって。」 の「…そう。またあの姫様が遊びに来た見たいね。 まったく、困った姫様ね。」 沙「どうゆう事ですか?」 の「獣人王ヒュンケルは、娘のエリスを迎えに来たのよ。 それをカセドリアが侵略と見て戦争になったのね。」 沙「ネツァワルの姫って、獣人王の娘のエリスですか?」 の「何度も遊びに来ては、戦争の火種を起こして行ってくれるわ。」 のーくんでぃさんはやれやれと言った感じで溜息をついた。 何度も遊びに? それなら何故、カセドリアはネツァワル国と会談しないんだろう? 沙「それだけ何度も来ているのに、何故話し合おうとしないのでしょう?」 の「そうね。カセドリアが連合王国じゃなくて、一つの王国だったらね…。」 …連合王国の中に、ネツァワル国を憎んでいる人も少なからず居るだろうね。 それにしても、何でエリス姫はわざわざカセドリアまで遊びに来るんだろう? 私は前線に向かった。 前線に向かっていると、近くの草むらが動いた気がした。 最初は風か何かだと思ったが、風など吹いてはいなかった。 敵兵? 私は警戒しつつ草むらに近づいた。 すると、小さな女の子が怯えていた。 その子には猫の様な耳と尻尾があった。 この子は……獣人王の娘のエリス?! 沙「貴方は、獣人王の娘のエリスね。」 エリ「お願い、殺さないで!」 この子を獣人王の所へ連れて行けば、戦争は終わるかもしれない。 沙「殺したりしないから、お願いだからついて来て。 この戦争を終わらせたいの。」 エリ「本当?」 エリスは怯えた顔で私を見たが、そのまま頷いた。 前線に着くと、スモーキーさんと獣人王ヒュンケルが対峙していた。 ヒ「其処を通してもらおうか。」 ス「悪いがカセドリア国民以外、此処は通さねえッ!」 言い終わるのと同時に、二人が戦い始めた。 戦いを止めようとしたが、二人の周りには両国の兵士が居て近づく事が出来なかった。 少しすると、カセドリア側の兵士の中から張文遠さんが出てきた。 張「沙羅ではないか。御主がなぜ前線に居る?」 張文遠さんは新米の私が何故前線に居るのか確認しにきたようだ。 沙「この戦争を終わらせる為です。」 私の後ろに隠れているエリスを見せると、張文遠さんが叫んだ。 張「獣人王の娘のエリスが居るぞッ!」 すると、両国の兵士達が一斉にこちらを向いた。 「エリス様ッ!」 「エリスだと?!」 ヒュ「エリスッ!」 獣人王ヒュンケルがこちらに向かって走ってくる。 エリスを迎えに来たのかと思ったら、私に向かって斧を構えた。 そして ヒュ「貴様がエリスを誘拐したのかッ!」 そのまま斧で斬りかかってきた。 私は盾も剣も構えていなかった為、防ぐ術がなかった。 間一髪の所でスモーキーさんが私と獣人王の間に入った。 しかしスモーキーさんがフェンリルを構えるよりも早く、獣人王の斧が振り下ろされた。 当然の如く、スモーキーさんの体は斧で斬られた。 そして、スモーキーさんはその場に肩膝をついた。 沙「スモーキーさん?!」 獣人王は無情にもスモーキーさんに止めを刺そうとした。 エリ「お父さん辞めて!私は誘拐なんかされてないよ!!」 二撃目が入るのを、エリスが止めた。 ス「こんな決着をするのは、これで2度目だな。」 スモーキーさんの言葉を無視し、獣人王はエリスを連れて前線を去って行った。 タマライア水源での戦いは、ネツァワル軍の撤退によって終戦となった。 スモーキーさんは、斬られた場所に倒れていた。 いつもならすぐ治る傷が、なかなか治らないようだった。 ス「今日は血を与えすぎた。こりゃ、いつもより時間がかかりそうだ。」 沙「戦争は終わったんですから、ゆっくり治しましょう。 それにしても、これで2度目と言ってましたが、以前にもあったんですか?」 すると、スモーキーさんが苦笑いした。 ス「あれは、アマテラスに入ってすぐの事だった。 カセドリアがネツァワル本土に侵攻した時だった。 アシロマ山麓に侵攻した俺達は、敵陣地の奥地にまで侵攻した。 その時だ、陣地の中でエリスを見つけたのは。 そして、あいつを迎えに来た獣人王と戦った。 あの頃、まだ俺は若造だった。 俺の全力を出しても、獣人王の攻撃を避けるのが精一杯だった。 俺と獣人王は周りが見えてなくてな、エリスがすぐ近くに居る事に気付かなかった。 それに俺が気づいた時は、エリスは俺のすぐ後ろに居た。 獣人王の攻撃を避けるわけにもいかず、俺はそのまま斬られた。 しかし獣人王は止めを刺すことなく、戦場から撤退していった。 俺達もそのままカセドリア本土に戻って行った。 決着つかずと言ったが、2度とも俺の負けだな。」 沙「そんなことありませんよ! …私が居なかったら、どうなっていたか。」 ス「もしそうだったら、俺が死んでいただろう。 …どうする?」 沙「どうするとは?」 スモーキーさんが笑い出した。 私が何故と言った顔で見ていると、スモーキーさんの笑いがとまった。 そして、呟いた。 ス「……俺を殺すなら今しか無いぞ。 今の俺なら、その剣で心臓を一刺しするだけで死ぬ。」 沙「そんな…。」 ス「今しか無いんだ!今が、決断の時なんだ!!」 決断の時…。 お父さんを殺した事を恨み、スモーキーさんを殺すのか。 それとも自分を救ったスモーキーさんを助けるのか。 私は……。 剣を置き、バッグを取り出した。 中を探ると、リジェネレートを見つけた。 私はそれをスモーキーさんに飲ませた。 すると、先ほどよりも早く傷が治りだした。 ス「…沙羅。」 沙「良いんです。お父さんを殺された事は確かに悲しかったです。 でもスモーキーさんは私を助け、ここまで鍛えてくれました。 これが、私の決断ですッ! ……だから、もうこの事は忘れてください。」 言い終わると同時に、スモーキーさんが笑った。 ス「……そうか。」 スモーキーさんの傷が治ると、二人で首都に戻っていった。 気付いたらいつもより長文にw byスモーキー
https://w.atwiki.jp/hikalun-original/pages/190.html
〔さくりふぁいす〕 Illust-Gallery〔Sacrifice〕←作成中。 imageプラグインエラー 画像URLまたは画像ファイル名を指定してください。 主演&出演作品リスト〔正式版〕 色設定リスト〔正式版〕 参考資料リスト〔正式版〕 称号:『??の英雄』、『神聖の守護神』、『???』限定称号:『???』 本名:『サクリファイス・スプランディード・アマテラス』 FullName:【Sacrifice-Splendide-Amateras】 名前の由来『犠牲、生贄、光り輝く、華麗な、天照』 通称(愛称)特にない 性別:男性 種族:神、??? 種類:初代英雄、守護神 特殊能力:神聖を統べる能力、癒し、蘇生系能力、光系を統べる能力、闇系無効能力、 核石:『七色核石』『』 主な武器:不明 守護武器:『???』 色設定:肌色:【雪肌】ペール・シフォン 髪色:【蒼雪色】フロスト・ブルー〔覚醒時:???〕 瞳色:【???】??? 一人称:『私、我』 二人称:『貴殿、君』 三人称:『多種多様』 職業1:博士 職業2:十二英雄士 階級: コードネーム『【】』 性格:穏やかで、とても優しい。(だが、一度切れたら、手が付けられなく為る程怖い) 髪型:ショートヘアー。(毛先が撥ねてる。) 特徴:切れ長の瞳、優しい眼差しと口調。輝くオーラ。長めの白衣、ヘアーバンド、 年齢:25歳(外見) 身長:179㎝ 体重:45㎏ 好きなモノ:研究、発明、苦味のあるコーヒー、妹〔シスコンではない〕 嫌いなモノ:完全なる「絶対悪」、光を汚すモノ、してはならない行為、 属性:神聖、 耐性:暗黒、 技: 〔系属性〕 『』…〔/:〕 『』…〔/:〕 〔系属性〕 『』…〔/:〕 『』…〔/:〕 〔連結系〕 『』…〔/:〕 CV:立花慎之介 基本台詞:『』 『君達は…何の為、争うんだい?平和の為?其れとも…』 『』 『…貴様、『汚れなきモノ』に其の『醜く汚れたモノ』で触れるな!!』 目的:不明 大切なモノ:妹、仲間 関連人物:『ラビエル【Raviel】』大事な妹 『ルビエル【Rubiel】』姪っ子 『ガブリエル【Gabliel】』可愛い孫娘 『ヘブン&ヘル【Heaven&Hell】』最初に造った存在 『ミカエル【Michael】』可愛い孫娘モデルの存在 『十二英雄士【Tuelve Hero's】』大切な仲間 外伝要素:??? 登場作品:??? 創作者名:流星群 輝流orヒカルン ≪アマテラスの詳細情報≫〔説明文〕 初代の英雄である『十二英雄士』が一人で、第十の英雄士『汚れなき光』。 家族構成は妹のみ。 編集中…。 ≪関連・追加情報≫ 編集中…。
https://w.atwiki.jp/rikku0805/pages/174.html
カセドリア連合王国軍アマテラス~精錬の書~ 第11話 光と闇の狭間 前編 ~エスセティア大陸・始まりの大地近郊~ 張文遠と名乗った兵士が斬りかかってきた。 鈍重そうな見かけとは違い、意外と俊敏な動きだった。 しかしそれは、他の奴らが見たらの話だ。 俺達から見れば、まるでスローモーションの様にしか見えなかった。 迫ってくるヴァルディッシュの柄を掴むと、そのまま押し返した。 軽く押したつもりだったが、かなりの距離を飛んでいった。 そしてそのまま、山の岩壁にぶつかった。 岩壁にぶつかる事によって、ようやく止まったという感じだ。 張文遠は岩壁にぶつかったまま頭を垂れている。 俺は手に残っているヴァルディッシュを奴の頭の横に向かって投げた。 ヴァルディッシュは狙い違わず、奴の顔のすぐ横に突き刺さった。 これだけ力の差を見せれば、どんな馬鹿でも逃げていくだろう。 俺はそう思い、奴に背を向けた。 しかし少し歩いた所で、信じられない言葉を耳にした。 張「…待て。」 振り返ると、奴はヴァルディッシュを持って立っていた。 ……こいつは馬鹿か、それとも死にたがりなのか? ヒ「あれだけ力の差を見せ付けたのに、何故お前は立ち向かってくる? …何故だ?」 張「…俺は、スモーと約束した。 スモーが悪の道に走ろうとしたなら、俺がスモーを止めると。 スモーは魔物を統べる者、ブルーヘクサとなって世界に恐怖と闇を齎している。 俺はスモーとの約束を果たす為に、このまま退く訳にはいかんのだ!」 スモー、スモーと言うから誰かと思ったが、ブルーヘクサの名が出てようやく誰の事かわかった。 だがこの計画を止めさせるわけには行かない。 この計画に込めた俺達の思いの為にも。 ヒ「計画を止めさせるわけには行かない。 いや、例えお前がブルーの所に行っても止められない。 あいつはお前を泣きながら斬る事になるだろう。 それによってブルーに迷いが生じてもらっちゃ困る。 だからお前は、今ここで俺が倒す!」 俺は脚に力を溜め、張文遠目掛けて思い切り突進した。 張文遠も俺に対しストライクスマッシュを仕掛けてきた。 俺と張文遠は空中でぶつかった。 そして俺の勢いの方が勝っていたらしく、張文遠は弾かれた。 張「まだまだッ!」 しかし張文遠は、着地と同時に再度俺にストライクスマッシュを仕掛けてきた。 ヒ「弾けろ、インテンスファイッ!」 俺は両手に気を集中させ、それを張文遠に向けて放った。 張文遠は俺に触れる事無く弾き返され、地面に仰向けに倒れた。 再度立ち上がって俺に攻撃を仕掛けようとするが、足元がふらついている。 さすがにダメージが蓄積している様だ。 ヒ「おいおい、俺はまだ半分も力をだしてないぞ?」 張「……ッ!」 俺の言葉が気に入らないのか、張文遠は俺を睨みつけて来た。 張「武人の勝負に手加減は無用。全力で来いッ!」 ……よっぽど死にたいらしいな。 ヒ「…良いだろう。御望み通り本気を出してやろう。」 言い終わると同時に、俺は自分の気を全て右手に集中させた。 張文遠もヴァルディッシュを構えた。 しかしその構えは、今までの構えとはまったく違っていた。 あれはブルーの…。 張「のーくんでぃ…俺に力を。」 俺は右手に気を集中させたまま、張文遠に向かっていった。 張文遠はあの構えのまま、微動だにしなかった。 俺の体がヴァルディッシュの射程圏内に入った瞬間、張文遠が動いた。 それと同時に、俺も気を張文遠に向けて放った。 張「スモーキー槍術奥義・破槍ッ!」 ヒ「我気の前に平伏せ、プラナスマッシュッ!」 俺の気と張文遠のヴァルディッシュがぶつかった。 しかしぶつかると同時に、張文遠のヴァルディッシュは粉々に砕けてしまった。 そしてそのまま俺の気が張文遠を直撃した。 手応えは十分。 張文遠の体の中に俺の気が入り込んでいく。 ヒ「それなりに楽しかったぜ。安らかに……眠れ。」 言い終わると同時に、俺の気が張文遠の体の中で爆発した。 張「武に生きた我人生に一片の悔い無しッ!」 それだけ言うと、張文遠は力無くその場に倒れた。 アト「やっぱり我慢できずに殺しちゃったのかしら?」 振り返ると、アトラクナクアが立っていた。 相変わらず気配を掴みにくい奴だ。 ヒ「計画の邪魔をしなければこうなる事も無かった。 全てはこいつが招いた事だ。」 アト「…そうね。もしもここで倒さなかったら、ブルーは計画を止めていたかもね。」 アトラクナクアは俺を見て話していない。 不審に思い振り向くと、張文遠が立っていた。 そんな…馬鹿な?! アト「安心しなさい。…もう死んでるわ。」 近づいてみると、アトラクナクアの言うとおりだった。 張文遠は立ったまま息絶えていた。 ヒ「死して尚、立ち上がってくるか…。 やはりここで倒しておいて正解だったな。 もしもブルーだったら、計画の中止を言いかねない状況だ。」 ブ「たかが戦友一人の死で、この俺が計画を辞める訳がないだろう。」 何時の間にか、ブルーは俺の横に立っていた。 ヒ「本当にそうか?」 ブ「当たり前だ。それにこいつも理解していただろう。 今の俺を止められるのは…、あいつしか居ないってな。」 本拠地に戻ろうとしたが、ブルーは動かなかった。 俺がブルーを呼ぼうとするのを、アトラクナクアが制止した。 ああは言っていたが、ブルーも俺達も一人の人間に変わりはない。 俺はアトラクナクアと二人で本拠地へ戻っていった。 後編は年末までかかるかも byスモーキー
https://w.atwiki.jp/hikalun-original/pages/60.html
〔ふぇざー〕Illust-Gallery〔Feather〕←作成中。 主演&出演作品リスト〔正式版〕 色設定リスト〔正式版〕 参考資料リスト〔正式版〕 称号:『記憶を統べる天使』、『生き残りの音色演奏士』、『羽根の演奏士』限定称号:『???』 本名:『フェザー・ドリーム・アマテラス』 FullName:【Feather-Dream-Amateras】 名前の由来『羽、羽根、夢、天照』 通称(愛称)フェたん 性別:女性 種族:天使、天空人 種類:英雄、音色演奏士 特殊能力:『羽根』を統べる能力、治癒系能力、召喚系術、契約系能力、系能力 核石:『』『』 エレメント:『演奏のエレメント』、『音色のエレメント』 主な武器:楽器『竪琴』、杖『ティンクル・フェアリー』、 守護武器:『???』 色設定:肌色:【色白】エッグ・シェル〔覚醒時【雪肌】フローラル・ホワイト〕 髪色:【桃花色】ピーチ 瞳色:【蒼空色】スカイ+【瑠璃色】ラピス・ラズリ 一人称:『私、僕』 二人称:『君、貴方(貴女)』 三人称:『さん付け』 職業1:音色演奏士 職業2:旅人(?) 階級:熾天使(?) コードネーム『【】』 性格:凄くお転婆で、無邪気。少々無鉄砲。少々シャイな面も。 髪型:セミロングヘアー(髪が撥ねてて、ふわふわしている) 特徴:耳の羽根型の飾り、小柄で幼い、髪がふわふわ浮いている。 年齢:15歳(外見) 身長:142㎝ 体重:23㎏ 好きなモノ:音楽を聴く、詠う事、奏でる事。絵本を読む事。 嫌いなモノ:制御、仲間を傷付ける事 属性:光、詩 耐性:闇、??? 技: 〔系属性〕 『』…〔/:〕 『』…〔/:〕 〔光系属性〕 『ヒーリング・メロディー』…音色を奏で、癒す技。≪全ての楽器で出来る≫〔単体~全体/近距離~中距離:〕 『』…〔/:〕 〔連結系〕 『』…〔/:〕 CV:神田 朱未 基本台詞:『僕…いや、私はフェザー。フェザー・ドリーム・アマテラスって言います!宜しく♪』 『あ~あ、また邪魔が入っちゃった…。』 『メロディーを奏でると気持ちが凄く落ち着くよね…?』 『僕は確かに弱いよ!?でも…負けないモノだって沢山あるんだよ!!』 目的:音色演奏士の役目、運命を変える事、或る人物等に逢う為、 大切なモノ:音の妖精、幸福、仲間、大事な人 関連人物:『ルビエル【Rubiel】』血縁者 『トーン【Tone】』契約精霊〔守護精霊〕 『トワイライト【Twilight】』師匠(?) 『デスペア【Despair】』宿敵 『リオロ【Liolo】』彼氏〔コラボカップル〕 『リオヴァ【Liova】』血縁者〔コラボ〕 『レオクルツ【Leokulz】』弟〔コラボ〕 外伝要素:ギルティを困らせる事、ある青年に一目惚れした。 登場作品:第六弾『Hero Feather Memorys-音色の演奏士と対の音色闘士-』 第七弾『Hero Feather Memorys-伝説の古闘士と祖の音色舞姫-』 コラボ特別編『Hero Feather Memorys-音色の演奏士と呪の精霊狩り-』 オリ漫画『Hero Feather Memorys』 創作者名:流星群 輝流orヒカルン ≪フェザーの詳細情報≫〔説明文〕 未来からやって来た音色演奏士と言われてる少女。契約精霊は『音色の精霊トーン【Tone】』。 『楽器』と言われるモノで、覚醒武器こと『音色闘士』を操る事が出来る能力を持っている。 『光』と『闇』の二対の闘士と出会い、契約を交わし、音色演奏士になり、自分の『生きる意味』を見出して往く事になる…! 『光』のプレリュードと『闇』のノクターンと言われる存在と契約を交わし、彼女は音色演奏士として、旅を始めるのであった…。 編集中…。 ≪関連・追加情報≫ 鮮やかな桃色の髪を頭上に纏め、靡かせた髪形で、大きく輝いた蒼空色の瞳をしている幼く、無邪気な少女。 肌は白く、少し露出の高い服装をしていて、両耳には羽根型の耳飾りをしている。 彼女が最初に契約するのは『光』と『闇』の音色闘士と言われている存在である…! ちなみに彼女は音色演奏士の生き残りと言われてるらしい…!?
https://w.atwiki.jp/rikku0805/pages/125.html
集いし兵共 カセドリア領土のキンカッシュに対し、ゲブランド帝国軍が侵攻してきた。 俺は領土を守るために、キンカッシュ古戦場跡に向かった。 戦場に着くと、すでに戦闘が始まっていた。 多目的水晶からは、南方での小競り合いに圧勝したという一報が聞こえた。 それを聞き、一瞬自分の中に疑問が生まれた。 例え小競り合いとはいえ、ゲブランド帝国軍相手に圧勝だと? ?「前線に間に合わなくて残念ね、ウォリアーさん。 まあこの分だと、この戦争はあまり被害が無くて終わりそうね。」 ?「そうですね。いつもこんな戦争だと良いのですが…」 自軍の城近くのクリスタルでクリスタルを掘っているスカウトとソーサラーが話しかけてきた。 前線に行くにしてもあまりにも遠い為、俺もクリスタルを掘る事にした。 張「御主達は前線に行かなかったのか?」 ?「あんたと同じで、前線に間に合わなかった面々よ。」 この二人とは少し離れた場所で掘っているソーサラーも近づいてきた。 の「遅れたけど、私の名前はのーくんでぃ。しがない弓使いよ。」 青「私は青りんご。まだ戦争に参加したての新米ソーサラーです。」 シ「私はシャーウッド。たまたま近くに居たから駆けつけたソーサラーよ。」 張「俺の名は張文遠。見ての通りのウォリアーだ。」 一通り自己紹介が終わると、何か気配を感じた。 しかし周りを見ても人影等見えなかった。 の「また来ましたね。」 シ「そのようね。」 二人が小声で話しているのを聞くと、どうやら敵スカウトがハイドで近づいてきているようだ。 ここは俺が迎撃をっと思って立ち上がろうとするのを、のーくんでぃが止めた。 の「待って、まだ早い。焦ったら取り逃がしてしまう。」 気配が近くに来たのを感じたと同時に、シャーウッドがフリージングウェイブ を唱えた。 すると、シャーウッドの体から冷気が放出された。 放出された冷気により、敵スカウトは吹き飛んだ。 敵スカウトは素早く立ち上がって撤退しようとしたが、脚が凍えて上手く動けないようだった。 そこを俺がヘビースマッシュで止めをさした。 の「見事な連携っと言いたいところだけど、何か様子がおかしかったわね。」 張「御主もか、実は俺もそう思ったのだ。 例え小競り合いとはいえ、ゲブランド帝国軍相手に圧勝というのはおかしいっとな。」 青「……何か、来る!」 今まで震えていた青りんごは、何かを感じたかの様に敵軍の城の方向を向いた。 張「…何か、とは?」 の「南で敵兵を多く引き寄せて、手薄になった北方向からキマイラでファイナルバーストを狙う。 私が作戦を考えるとしたらこうね。」 シ「まさか、キマイラが来るって言うの!?」 青「そんな事されたら、味方に甚大な被害が出ちゃうよ!」 キマイラ…。 対歩兵軍、対拠点爆弾ユニットと呼ばれる召還獣の一種だ。 しかし、本当に恐ろしいのは敵城に対して行う自爆である。 その威力は一撃で敵城を破壊する程の破壊力と言われている。 張「その様な事をされてはたまらぬ。俺がナイトとなって警戒に行こう。」 そう言って、クリスタルを集めた。 張「我騎兵と成りて敵陣に向かう!」 ナイトとなって北方に向かうと、敵のナイトが現れた。 「おっとっと、此処を通すわけにはいかねえな。」 少しの間小競り合いをしていると、遠方に何かが見えた。 あれは……キマイラ?! ここで小競り合いをしている訳にはいかない、何としてもキマイラを倒さねば。 そう思うと、わざと敵ナイトに対し隙を見せた。 「隙あり!くらえ、ディバインスラストッ!!」 それを紙一重で避けた後に、敵ナイト目掛けて突進した。 張「貴様如きにやられる張文遠ではないわッ!」 一撃で敵ナイトを馬上から切り落とした。 そして、多目的水晶で敵キマイラを発見した事を告げた。 しかしその時には、自軍の城が見えるくらいまでに敵キマイラが近づいていた。 護衛についている3騎の敵ナイトにより、敵キマイラに手を出す事ができない。 1対1では負ける気がせぬが、多勢に無勢である。 自軍の城がはっきりと見える所まで行くと、自軍の城から味方のナイトが来た。 の「たった3騎のナイトくらいで手が出せないなんてね。」 シ「手伝いに来たよ。」 青「戦力にはなれないけど、手伝います!」 加勢にきた味方ナイトは、あの3人であった。 敵のナイトは3騎、こちらは4騎である。 味方ナイトの到着により、浮き足立っていた敵ナイトの一人を切った。 これにより2対4となり、他の敵ナイトも浮き足立った。 しかし敵ナイトを倒す事よりも、今はキマイラを倒す事が先決である。 敵ナイトの攻撃を紙一重で避けつつ、敵キマイラに対して攻撃を開始した。 しかし敵キマイラも、黙って攻撃されてばかりではなかった。 クローインパクトにより、青りんごとのーくんでぃの2騎が飛ばされた。 シ「ファイナルバーストなんて、させるもんか!」 シャーウッドが無謀にも敵キマイラに対し、正面から突撃した。 しかし、敵キマイラはそれを待っていたかの様に口をあけた。 張「危ない、避けろッ!」 キマイラは口から、鉄をも溶かす程の高熱の炎を噴いた。 俺の言葉は間に合わず、真正面からその炎を受けたシャーウッドは落馬してしまった。 「このまま特攻じゃあ!」 敵のナイトも攻撃を仕掛けてきた。 …させぬッ! 張「この張文遠が居る限り、貴様らの思うようになると思うなッ!」 迫り来る敵ナイトを自慢の怪力で弾き飛ばし、落馬した所をディバインスラストで止めをさした。 その間に、敵キマイラは自軍の城まであと少しの所にまで近づいていた。 張「カセドリアの勝利の為、加勢に来てくれた味方の為にも、貴様を倒す!」 敵キマイラはこちらに気付き、クローインパクトをしてきた。 少々のダメージ等眼中に無い。 …例え刺し違えようとも! 張「これで終わりだッ!!」 クローインパクトと同時に、こちらのディバインスラストが命中した。 「ガオーーーーーッ!」 咆哮と共に、敵キマイラが倒れた。 そして、戦争はカセドリアの勝利で終わった。 戦争が終わった後に城の近くに居ると、先ほどの3人が現れた。 張「…感謝する。御主達の助力が無かったらキマイラを倒すのは無理であっただろう。」 の「まったく、もうちょっとでファイナルバーストされる所だったじゃない。」 青「でもその前に倒せたのですから、良いじゃないですか。」 シ「ここで会ったのも何かの縁かもね。そうだ、部隊でも組む?」 この3人は部隊に無所属の様だが、俺はアマテラスの副隊長だ。 しかし今の部隊を飛び出し、新しい場所で己の武を磨きたいとも思う。 俺は部隊会話で脱退する事を告げた。 最初は隊長も驚いていたが、スモーや他の副隊長格もそれを進めてくれた。 の「部隊を作るのは良いけど、名前はどうするの?」 張「俺はカセドリアでも指折りの兵(つわもの)になるつもりだ。皆はどうだろうか?」 青「私も何時かは、皆の役に立てるソーサラーになるつもりです。」 シ「私は平和な世の中になったら、大富豪になる予定よ。」 の「私だって、誰にも負けない弓使いになってみせる。」 なるほど、皆それぞれに強い思いがあるようだ。 張「こんな部隊名はどうだろうか……?」 …5年前のキンカッシュ古戦場跡において、ある部隊が結成された。 その部隊の名は……「兵共の集い」 遅くなったけど、兵共の集い一周年おめでとう(>w<ノ byスモーキー